この理論についてはいろいろ取りざたされているが、私は水質学者ではないし、医者でもないので「効能が有るか否か」についての見解を出すつもりはないし、議論するつもりもない。

しかし、酸化還元電位計の測定結果が、奇跡の水を探し出すひとつの手掛かりになるだろうとは言われている。

名水賛歌の取材において、この水を捜すべく酸化還元電位計を持参し、これまでに多数の水場で計測をしてきた。

マイナスが計測されたのは、鳥取県三朝温泉株湯、鳥取県倉吉市白山命水、島根県某地、愛媛県某地の４ヶ所にすぎなかった。

広島においては、この類いの水は見つけにくく、よほど地下深く掘らないと出ないのではないかと思ってきた。

しかし、この度（2006.9.23)、広島県三次市吉舎町敷地にある西光禅寺にて、２つの井戸のお披露目式に出席し、酸化還元電位計で測定したところ、瑠璃水がマイナス223mv、甘露水がマイナス 67mvを示した。私が測定した中では広島初である。

そして、活性水素水という見解を出せない現段階では、「天然還元水」という表現が適当である。

名水または飲泉という分野に、内科医・皮膚科医・獣医などの参入をいただき、より高いレベルでの飲用基準を指導いただけたら、きっと、この水が西光禅寺だけでなく三次地域全体の宝になること間違いありません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2006.9.23

　　　　　　　　　　　　　　　　　広島の水場を守る会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フリーライター　錦川　鯉

　　　　　　　　　　　　　　　（C）2006.錦川鯉の名水賛歌より

「ガネーシャの舞」

「サラスヴァティの舞」

などの印度古典舞踏が奉納された。

サラスヴァティはインドの川・水の神様

酸化還元電位

マイナス67mv

こちらの水は甘味があるので甘露水と名付けられた。

２００６年１０月１６日、瑠璃水がマイナス313mvを計測しました。(久良俊道測定）

毎回、測定数値が違うのがこの測定の課題となるところです。そこで、西光寺に定期的に測定をするようアドバイスしているところです。

また、訪問者には、落書き帳に感想を記入していただくようにしています。何らかの病が癒されているようでしたら、追跡調査するつもりでいますので、詳しくご記帳ください。

２００７年１２月２日にマイナス454mvを計測しました。（久良俊道朝夕測定）

２００６年１０月１６日、瑠璃水がマイナス313mvを計測。(久良俊道測定）

水とクリップがあれば、だれでも簡単にできるテストです。

瑠璃水の採水日2006.9.23、実験開始2006.9.24、12:00~

水道水のクリップの先から錆が出始める。

水道水の方の錆が直径５mmに拡大する

瑠璃水の方は、まったく錆がでない。

水道水の方は、クリップが腐食し水がオレンジ色に濁った。

瑠璃水の方は、まったく錆が出てない。

水道水の方は、クリップが腐食し水がオレンジ色に濁った。

天然還元水瑠璃水は、実験を開始し３ヶ月後に錆が出始めた。

私の住むマンション（築26年）では、水道給水管を２６年ぶりに交換した。 写真左は、この日まで使用していたビニールライニング継手というもので、錆が固まりになって付着していた。 塩素が給水管の内側を錆させるのだそうだ。

写真右の右は、この度、交換された新しい給水管だ。管の内側がブルーの樹脂になっている。ビニールライニングコア入り継手というもので、サビが定着しないらしい。

コア入りは、水道局指定なのである。 最近ではバルブもコア入りになっているのだそうだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（取材協力：株パンネックス　山本勝見社長）

この実験は、水道水を批難するために行ったものではありません。

瑠璃水の還元水としての力を知るためのテストです。

日頃、水道水がなければ、社会がどれだけ混乱するかは、断水の時に気が付いているはずだ。

水道局と水道水には、毎日、感謝しております。（錦川　鯉）